もう大分前にBSで放送終了した中国古装ドラマ「一念関山(原題:一念关山)」の感想。最終回の出来があまりにあまりだったので、しばらく放心状態でした。
初めは近頃お気に入りの刘宇宁(リウ・ユーニン)を愛でるだけのつもりだったのが、主役の二人(もう一人女主演は刘诗诗(リウ・シーシー))がめちゃくちゃカッコ良くて、すっかりはまっておりました。

このドラマは、安国の朱衣衛の元左使、任如意(刘诗诗 扮)が、梧国の使節団の一員となり、梧国の六道堂の堂主の宁远舟(刘宇宁 扮)、風流な道楽者の于十三(方逸伦 扮)、皇女の杨盈(何蓝逗 扮)、聡明な少年の元禄(陈宥维 扮)、御前衛兵の钱昭(王一哲 扮)たちと生死を共に経験し、ともに成長していく物語。
題名の「一念関山」についての薀蓄。
「一念(イーニェン)」は中国語で「一瞬の思い」を意味します。一瞬一瞬の心の動きや思いという意味の仏教用語。
そして「関山(グァンシャン)」は、文字通りには「関所と山々」という意味で、中国古典では「関山難越(関山难越)」という有名な慣用句があり、「関所も山も越えるのが難しい=人生の難関」を意味します。
つまり「一瞬の判断が国や人生の運命を左右する」というのが、このドラマのテーマかなと思います。
もう本当に主役の二人がカッコよくて、途中で刘宇宁がデレデレしすぎなのも許せるぐらいカッコ良かったんです。他のメンバーもカッコイイだけじゃなくて、ちょっと面白かったりして、みんな良かった。
コイツを除いて。
どんなにカッコ良いかは、こちらの動画をご覧いただくとして。
ちなみに流れている挿入歌『別夢寒(ビエモンハン)』は、刘宇宁が歌っています。
ドラマ終盤で、ひとりまた一人と命が散っていくので、嫌な予感…あれ~もしかしてコレは……という予想どおり最後みんな散ってしまうのです。(´;ω;`)ウッ
コイツのせいで。

最終回は、『みんな国のために散ってしまいましたが、彼らと共に戦った公主が立派に成長し、その後の国を支えたのでした』で良かったのに。
10年後に主人公二人の子供?とみられる少年が出てくるんだけど、あんなに壮絶に亡くなったのに、実は二人は生きていたっていうの、無理がありすぎです。
バッドエンドの中国ドラマでときどきあるんだけど、視聴者に希望を持たせようという意図なのか、要らん演出を加えてくるんですよね。こういうのヤメテ欲しい。これで本国でも評価ダダ下がりだったようです。
杨盈公主役の何蓝逗(ハー・ランドウ)は、冷宮育ちの自信のない少女だったのが、使者を務める決意をして、女主人公たちの指導を受けて成長していく姿がとても良かったです。このドラマの中で、一番変化の目覚ましかった役でしょうね。
彼女の他のドラマも見てみたいです。
では、刘宇宁が歌うオープニングテーマ『奉上(フォンシャン/献上)』でお別れです。
お気に入り刘宇宁だけど、2周めは無いなあ。




